『生活リズム』を少し変えると、才能あふれる子供達に出会えた。

6月 10, 2017

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出勤一時間前に起きて仕事場へ

出勤一時間前に起きて仕事場に向かう
日々それを繰り返し、週に1.2回休みがある
それが日常の生活リズムだ。
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しかしながら、不思議なもんですねー。
生活リズムってのは!

時たま、生活リズムとは違う事をしたくなるのは人間の性であるとは上手く言ったもんだ。

『いつも五分前に職場に着くから、余裕で間に合うなー。よーし、少しコンビニに寄ろう!2分位でコンビニ出ればギリ間に合うな』
車を駐車場に軽快に停め、そそくさと入り口に向かって歩き出す、いつものリズムとは少しズレはあるが、週に二回は朝コンビニに立ち寄る。
いつもはタバコと缶コーヒーしか買わないコンビニにいつもと違った面白い風景があるとふと立ち止まってしまう事がある。
『えっとー、えっとー、』
入り口のソバを見ると、小学生の女の子が二人立っていて、掛け算の練習をしている。
掛け算と言えば、小学二年生くらいで習ったなー
何て思いながら、彼女らの横を通って、店内に入る為の自動ドアが私の為に開いてくれた
『いらっしゃいませ〜!おはようございます!』
いつもと変わらぬコンビニ店員の声が心地よく聞こえる!だがその日は少しいつもと違った!
中に入ろうとした瞬間
『114×24=?』
『えーっとー、えーっと、2736!!』
『正解!!』
日常ではあまり信じられないような言葉が私の耳に飛び込んできたのである。
『何だ突然!そんな莫大な数の掛け算は?そんな掛け算、5年ぶりにきいたぜ』
私は3桁の掛け算が苦手であると同時に、算数なんて大嫌いだと思っていた小学2年の夏を思い出した。
『誰だ?そんな途方もない掛け算を朝からしているのは?』
自動ドアの側にいた小学生にもう一度目を向けると、そこには恐ろしい速さで掛け算の問題を出し合い、答え合っている二人の小学生の女の子がいた。
女の子A『486×38=?』
女の子B『えーっとー、18468!』
女の子B『128×19=?』
女の子A『2432!もー!簡単すぎるよー』
朝から全然意味が分からない光景に、私はまさに目が点状態に。
『なんだ!?この子達は?アインシュタイン以来の天才現るじゃないか!』
私の為に開いてくれた自動ドアが閉まろうとしたり開こうとしたりを二、三回繰り返した後に彼女達に話しかけてみた!
私『ねー、君たち何年生?』
女の子A.B『二年生!!』
やっぱりその通りであった!彼女達は掛け算を習ったばかりの算数が大嫌いだったあの頃の私と同じ小学二年生だった。
私『ほー、二年生か!それにしても凄いねー、二年生で3桁の掛け算なんて頭がいいんだね』
女の子B『普通だし!もっと凄い子学校にいるもん!』
私『ぶえぇーっ!?』
あまりの女の子の発言に私は言葉にならぬ声で叫んでしまった。この女の子達より、掛け算ができる子が他にもいるなんて!どんな教育してんねん!
私の時代は小学二年生で3桁の掛け算がこんなにできる子は周りに一人もいなかった
あまりのカルチャーショックで私は次の言葉が全然浮かんでこない。
それくらい驚いた
『今の子供達は頭が良いなー』
それが私が言える精一杯の言葉だ!それに対して女の子達は
女の子A『ねー、ねぇー、おじさんはいくつー?』
女の子B『おじさんはどこの人なのー?』
こ、これは俗に言う逆ナン?そんな事私に聞いてくるのか?頭が良い以前に人懐っこさも異常にレベルが高い!
私『おじさんは29歳だよー』
私『おじさんはもともと沖縄市出身だよ』
女の子達に聞かれるまま、私は答えた。
女の子B『ふーん、パパよりおじさんだね』
私『マジかよ。パパはいくつなの?』
女の子B『26歳!!』
凄いなー、18歳の頃に子供が出来ていたら26歳の時にはもう3桁の掛け算ができるなんて
子供の成長は凄まじい!股から産まれて8年でこんなに成長するとは 倍の16歳になった時、この女の子二人はアインシュタインを超えてしまうかもしれない。
そんな事を考えながら、小学二年生の女の子達二人と今年30歳になる私がコンビニの入り口で会話をしている姿を客観的に見ると、相当危ない人である。
コレは危ない!警察に見られたら、仕事に向かうどころじゃないな。
そう危険を察知した相当危ない人の私は、スグに女の子達にサヨナラをして、再び自動ドアから店内に入った。
『朝から凄いものを見たなー、話しのネタになる』
そうつぶやきながら、店内のドリンクコーナーへ向かう途中ふと雑誌コーナーに目をやる。
いつもの様に雑誌コーナーには様々な本が並んでいる。
そんな風景の中、漫画コーナー(ジャンプがある所)に違和感を感じ、下を見た!
そこにはいかにも漫画が好きそうな、小学5年生くらいのクリクリした坊主頭の男の子が
座りながら自分が読んでいる以外の漫画の上に読んでいる漫画とヒジを立てながら漫画を読んでいた。
座り読みどころじゃない!何てレベルが高いんだ!
さっきの女の子二人とは全く違う生き物の様に私には映った。
『この子はどんな才能があるのだろう?』
見た感じ普通の小学生以上の図太い神経を感じる。試しに近づいてみよう。
近くにいって、どんな子だろうか?観察開始すると、スグに天才の影が姿を現した。
この男の子は3桁の掛け算なんて一ミリも興味はないはずだが、私が邪魔をしようと男の子のスグ横に立って雑誌をパラパラ見ても一瞬もそこから動く気配を感じない。
『何という集中力だ?』
人間誰もが、人があまりにも近いと、意識せずとも反射的に少し横に寄ったりとか見たりするはずだが、この男の子は微動だにしない。
この図太さ、大阪のおばちゃんに増さず劣らずの域だ!
『天才現る!』
この男の子は間違いなく、これから図太さのピラミッドの頂点に君臨するであろう、まさに金の卵である。
ここのコンビニは天才が集まるコンビニなのか?
人とは不思議なもので、日頃よく見る風景を違う視点から意識して見てみると、日常にこれだけ面白い物があると気づく事ができたりする。
『朝からこんなに素敵な天才達に出会えたなんて、なんてラッキーな朝なんだ!』
朝から興奮しながら、ふとコンビニの時計を見てみるともうすでに2分遅刻している事に気付いた。
そこから速攻でタバコとコーヒーを買い、車で職場に向かった。
生活リズムを少し変えると日頃出会えない新しい光景を見る事が出来たのだが
これは朝、完全なる遅刻をしてしまった1人の相当危ないおじさんの話である。

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